上伊那生協病院の皆さんから現場の声をお聞きしました
長野県箕輪町の上伊那生協病院の皆さんから医療・介護の現場の実態をお聞きしました。和田明子県議、石坂千穂ブロック事務所長とご一緒です。
小林伸陽理事長(元県議)はじめスタッフの皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!
新型コロナ感染の初期段階で、保健所と相談して、地域の各病院の役割分担と連携を決めたことが良かったとのこと。
ただ、マスクなどの防護具は値段が高くなって今も前の水準に戻っていないとのこと。マスクはコロナ前の10倍の値段だそうです。
職場で集めたアンケートも紹介していただきました。「熱中症なのにコロナと疑われて2時間以上たらい回しにされた」「姪御の仕事がなくなった」「臨時職で週5日の仕事が3日に減った」「コロナ治癒後も差別が続き、とうとう引越しした」など、切実な声がいくつも寄せられていました。
ここで取り組んでいる「何でも相談会」の取り組みにも学ばされました。緊急小口貸付につなげたり、生活保護につなげたり。役場の職員さんとも連携して月2回の相談会に取り組んでいるそうです。
生活保護の申請で、車が必要な人には柔軟に対応するという国の通達も出ているのに「車があると受けられない」と思い込んでいる人もいて、生活保護受給を躊躇している例もあるそうです。周知が必要です。
さらに、コロナ禍で失った仕事をつくるため、NPO法人を立ち上げて農林業の仕事とのマッチングの取り組みも始めているとのこと。
「どの人も医療に来るのは最後。日々の暮らしが大事」という言葉が印象的でした。様々な支援が求められています。
和田県議とも連携して取り組みたいと思います!
(更新日: 2020年08月20日)