「何から手をつけてよいのか…」心配の声 武田良介
10月14日
長野市豊野でも、長沼でも、日中は家の片付けをする方の姿が見られます。「何から手をつけてよいのか…」「泥は衛生面が心配」などの声。
長野市は、今回の災害で発生したゴミについて「事業所から出るものは産廃」「市民のみなさんも指定の仮ゴミ置き場に分別の上持っていく」旨をアナウンスしているようですが、
この間の災害では、事業所から出るものでも、例えば千葉の農家さんの農業用ハウスのガラス片でも災害ゴミは行政による回収とするなど、集めてきた経過があります。
ゴミの仮置き場への持ち運びと分別も、これだけ泥や水を含んでいて現実的には無理だと思いますし、だいたい高齢の方のみの世帯もあります。
ゴミの処理は、災害救助法や環境省の制度を柔軟に活用すれば、まとめて市が十分行えるはずです。明日、また市にも要望していきたいと思います。
住宅再建、農業再建の不安もお聞きしました。
「いまは何をすべきなのかという情報を整理して、わかりやすく教えてほしい」との声もいただきました。
お知らせできるよう、準備していますのでお待ちください。
明日の午前は再び避難所へ、不安や要望を聞きにうかがいたいと思います。
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(更新日: 2019年11月27日)