「“新たな戦前”にさせない 守ろう平和といのちとくらし」をスローガンに6・11長野県民の集い 党を代表し、藤野やすふみ前衆院議員が挨拶
「“新たな戦前”にさせない 守ろう平和といのちとくらし」をスローガンに6・11長野県民の集い(主催・同実行委員会)が11日、長野市で開かれました。信州市民連合協力の下、雨の中を約700人が駆け付け、「改憲・大軍拡NO!」のプラカードをいっせいに掲げました。
呼びかけ人の一人で医師の番場誉氏が主催者あいさつ。「戦争をしないとうたう日本国憲法の下で『新たな戦前』を許してはならない。対立ではなく対話を」と語りました。
日本共産党の藤野やすふみ前衆院議員、立憲民主党の羽田次郎参院議員、社会民主党の中川博司県議が連帯アピール。藤野氏は「アジアには戦争を起こさせないための外交の余地が十分ある」という外務省元幹部の発言を引用し「日本がやるべきことは、このアジアの条件と憲法9条を生かし、戦争を起こさせない『本気の外交』だ」と訴えました。
愛敬浩二・早稲田大学教授がミニ講演。解散・総選挙に向け「国に説明責任を果たさせる野党の議員を増やそう」と呼びかけました。
「信州と沖縄を結ぶ会」の代表者が、石垣島のミサイル配備などをめぐり市民が分断されている事態を報告。出井博文弁護士はビデオメッセージで、改悪入管法の問題点を説明しました。
参加者は集い後、「平和のために憲法守ろう」などとコールしながら市内をパレードしました。共産党から、武田良介前参院議員や各地方議員らも参加しました。
集いに先立ち、岸田政権の改憲策動をテーマに愛敬氏の講演会が同市内で開かれました。
(更新日: 2023年06月16日)