比例・北陸信越ブロックは当落線上の大激戦 26日・志位委員長・藤野比例候補が長野駅前で訴え 篠原1区候補など野党と市民も挨拶
「あなたの1票で政治は変えられます。政権も、代えられます」。31日投票の総選挙で、日本共産党の志位和夫委員長は26日午後、長野駅前で藤野やすふみ比例候補と訴え。野党統一候補の勝利とともに「日本の政治を良くする一番の心張り棒になる日本共産党を比例で伸ばしに伸ばしていただきたい」と訴えました。
志位氏は「比例代表は1票を争う大激戦です。藤野さんは国会で暮らしの問題でも、原発問題でも、国民の権利を守る問題でも、素晴らしい働きをしてきた政治家です。その議席が比例・北陸信越ブロックでいま当落線上のせめぎ合いになっています。どうか二回り三回り『比例は共産党』のご支持を広げていただき、必ずこの宝の議席を守っていただいて、その勢いで二つ目も勝ち取りましょう」と訴えました。
藤野候補は「気候危機打開に本気で取り組むためにも今こそ原発固執政治を終わらせよう。私がこの7年間、衆参議員の中で一番原発問題を追及できたのは、1円の原発マネーも受け取らない日本共産党の議員だからです」と党への支援を訴えました。
コロナ対策にかかわって志位氏は、自公政権が病床確保を求めながら消費税を財源として病床を削っていることにふれ、「こんな間違った政治は絶対にやめさせよう」と力説。日本共産党の「なにより、いのち。ぶれずに、つらぬく」のスローガンには、党創立以来99年反戦・平和を命がけで貫いてきた歴史が込められていると話し、命を守る政治をつくるために日本共産党への支援をと訴えました。
新しい日本をつくる「四つのチェンジ」を詳しく訴えた志位氏が「富裕層と大企業に応分の負担を求めて消費税は5%に減税しよう」「共産党を伸ばしてジェンダー平等の扉を開く選挙にしていこう」などと訴えると、どこでも強い拍手がわき起こりました。
志位氏は「いろんな世論調査の結果が出ていますが、みんなで頑張ればひっくり返せます。政権交代を始めよう。ブレずに誠実に共闘の発展に力を尽くしている日本共産党を比例で必ず伸ばしていただきたい」と訴えました。
長野駅前で志位氏らが訴えた党街頭演説には、立憲民主党の篠原孝・長野1区候補が駆け付け、「自公政権を倒すためには団結しかない。長野の五つの選挙区全部で勝って政権交代に結び付けたい」と強調。社民党の池田幸代駒ケ根市議も「私たちも全5区で頑張る」と決意を表明し、「新政信州」代表の北沢俊美元防衛相からも全5区必勝への連帯のメッセージが寄せられました。
信州市民連合の松澤佳子共同代表は「私たちの貴重な1票が市民の暮らしを救います」と共闘候補への支援を訴えました。
(更新日: 2021年10月30日)