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生出光・前長野市議の除名処分について

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生出光・前長野市議の除名処分について  2018年6月25日 日本共産党長野県委員会

日本共産党長野県委員会は6月25日に県委員会総会を開催し、器物損壊罪で起訴され、強制わいせつ罪で再逮捕された生出光・前長野市議にたいし、全会一致で除名処分を決定しました。同日夜におこなわれた日本共産党長水地区委員会の地区委員会総会でも県委員会が決定した除名処分を全会一致で確認しました。

除名処分の理由は以下の通りです。

生出氏は、今年1月30日に器物損壊行為をおこなったとして、6月5日に器物損壊罪で逮捕され、6月21日に起訴されました。
また、今年4月19日には、市内の路上で、わいせつ行為をおこなったとして、6月21日に強制わいせつ罪で再逮捕され、22日に送検されました。
生出氏は、弁護士および接見した関係者にたいし、器物損壊罪、強制わいせつ罪の容疑も、自分が行った犯罪行為であることを認めています。

生出氏は党員であり、党の地方議員でありながら、退廃の極みというべき、卑劣な性犯罪をおこないました。彼の犯罪行為は、被害者に大きな苦痛を及ぼし、市民に不安を与え、議会の信頼を大きく傷つけました。さらに、党員・後援会員、支持者、信頼して支えてくださった地元の方々、家族をも裏切る行為で、議員として、党員として、1人の人間として断じて許されないものです。
また、生出氏の犯罪行為は、全国紙・全国放送でも大きく報道され、長野県党はもちろん、全国の党組織にも計り知れない打撃を与えました。

生出氏の犯罪行為は、党規約第5条(1)の、党員は「市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす」という点、党規約第44条の、地方議員は「地方住民の利益と福祉のために活動する」という点を明らかに蹂躙しており、党議員としても、党員としても、両立できないことは明らかです。生出氏は、6月7日に議員辞表を提出しましたが、自ら犯した犯罪行為からみて当然です。

以上の事実および本人が容疑を認めていること、あまりにも卑劣な性犯罪であることから、党県委員会は、党規約第5条(1)および第44条を蹂躙したとして、除名処分にすることを決定しました。

同時に、日本共産党長野県委員会として、なぜこうした犯罪行為を未然に防ぐことができなかったのか、議員の選考のあり方、県委員会・地区委員会の議員への指導と援助のあり方などの検証をおこなって、日本共産党が退廃的風潮にたちむかい、市民道徳と社会的道義を守る先頭にたって社会への責任を果たすために、教訓を明らかにしたいと考えます。
以上

(更新日: 2018年06月26日)

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