阿智村で戦争法案送り火集会・提灯デモ
26日、阿智村内で戦争法案送り火集会ーサヨナラ戦争法案ーが行われました。阿智村での戦争法案反対の集会・デモは7月17日に続き2回目になります。人口6700人の村に140人が参加しました。子ども連れのパパママの姿が目立ち、「村デモ町デモ どこデモアクションを」「戦争はいらんに」などの手作りのプラカードが目をひきます。
集会では最初に「戦争やめまい☆阿智の会」の結成を確認。よびかけ人を代表して前阿智村長の岡庭一雄さんが挨拶しました。「私たちの住む阿智村は、満蒙開拓団の歴史から多くの教訓をまなぶ、戦争の悲惨さや愚かさを後世に伝える使命を負っています」と書かれた結成宣言を村役場の青年職員が読み上げました。
リレートークでは子育て中のママ、戦争体験者、若者など幅広い世代5人から発言がありました。森下ともみさん(38)は「私も最近まで、普通の主婦でした。戦争法案が仮に通っても私たちは諦めない。諦めるのは子どもを戦争に差し出すことです」と訴えました。集会後、「戦争法案は煙と一緒に空へ送ろう」と提灯デモ。「繰り返さないぞ満蒙開拓」「阿智から平和を発信しよう」のコールが村に響き渡りました。
(更新日: 2015年08月27日)